株式会社ヘプタゴンで働く社員に焦点を当てる社員インタビュー企画。
第11回となる今回は、2024年9月に入社したクラウドアーキテクトの齋藤 惇 (さいとう まこと) を紹介します。
パソコンの修理屋さんからキャリアをスタートし、転職を経てインフラエンジニアとしての経験や AWS の経験を積まれた齋藤さん。
より深い AWS の経験を積みたい!という想いのもと入社された齋藤さんが感じる、ヘプタゴンの良さやエンジニアとしての理想の働き方について迫ります。
※ 内容は2024年10月に行ったインタビュー時点のものです。
プロフィール
齋藤 惇 (さいとう まこと)
- 愛知県名古屋市出身。2024年に株式会社ヘプタゴンへ入社。
- 現在はクラウドオペレーショングループに所属し、AWSの構築・運用などを担当。将来的にはクラウドアーキテクトを目指している。
- 趣味は園芸。特にマダガスカル原産の塊根植物(パキポディウムなど)の栽培を楽しんでいる。
── 入社してから1ヶ月ですが、一言で表現すると?
「適応中」ですね。
幸いにも素晴らしいメンバーに恵まれて、温かく受け入れてもらっているので、浮いているという感覚はありません。ただ、まだまだ各メンバーの深いところや、お客様との打ち合わせを行っているメンバーとのコミュニケーションは十分に取れていないので、そこはこれからの課題だと感じています。
ヘプタゴンの協調性の高さや、みんなで力を合わせて前に進むような雰囲気には本当に驚かされています。以前の職場とは違って、ここでは本当にチームワークを感じられるんです。そういう意味では、まだまだ慣れが必要な部分はありますが、とても充実した1ヶ月を過ごせています。
── ヘプタゴンに応募された経緯を教えてください。
Wantedly でヘプタゴンの求人を見つけたのがきっかけです。その時は、将来のことを考えている時期で、身につけた AWS の運用や構築の基礎をベースに AWS へ関わることができて、フルリモートで働きたいという2つの希望がありました。
そんな中で見つけたヘプタゴンの求人は、まさに私の希望にぴったり。AWS を中心とした事業を提供していること、そしてフルリモート勤務が可能ということが分かって「これだ!」と直感しました。
── ヘプタゴン入社以前はどんな仕事をされていたんですか?
ヘプタゴンに入社する前は、いくつかの異なる職種を経験してきました。
最初は、パソコンの修理屋さんで働いていました。ここでは主にメーカー製のパソコンを扱っていて、壊れた箇所をメーカーの修理よりも安く直せる場合に受注するという仕事です。
その後、もう少し幅広い IT の知識を身につけたいと思い、SES(System Engineering Service)の会社に転職。ここでは3ヶ月間のインフラ研修を受け、基本的な IT インフラの知識を学びました。
その次は、ある会社の社内 SE として働きました。会社の環境が AWS で構築されていたのもあって、初めて AWS に触れる機会があり、ここで AWS 関連の知識やスキルを身に付けていきました。
その次の会社はフルリモートの AWS パートナー企業で、設計と構築を経験しています。
これらの経験を通じて、物理的なパソコンの修理から論理的なインフラの構築まで、幅広い知識を得ることができました。特に AWS に関する経験は、ヘプタゴンでの現在の仕事に直接つながっています。
── 入社前と入社後で、ギャップはありましたか?
入社前とのギャップはあまり感じませんが、強いてあげるなら、ヘプタゴンの皆さんの協調性でしょうか。寄り添おうとする力みたいなものをしっかり感じています。
以前働いていた SES のような環境では、個人の単価が決まっていて、それぞれ条件が合った案件にアサインされる形でした。そのため、そういう環境では同じ会社の人でも顔見知り程度の関係になりがちで、協力するよりは、個々人が独立して仕事をするスタイルが主流になります。知識共有はあっても、横のつながりは薄く、組織として力を合わせる感覚はあまりありませんでした。
一方、ヘプタゴンでは、そことは全く異なる雰囲気を感じています。ここでは、みんなが力を合わせて前に進んでいるような感覚があります。協調性があって、チームとして一丸となって仕事に取り組む姿勢が目立ちます。この違いは本当に大きくて、正直に言うと、ヘプタゴンのやり方はめちゃくちゃ気に入っています。
── 入社してから最も印象に残っている出来事や経験は何ですか?
入社してからまだ1ヶ月程度なので、大きなエピソードは多くないのですが、最も印象に残っている経験は、とある案件で Web 三層アーキテクチャの構築から Linux 内部の調整まで任せてもらえたことですね。
これは本当に嬉しかったです。単に仕事を任されただけではなく、その過程でチームの協力体制を感じられました。
具体的には、私が以前から溜めていた IaC(Infrastructure as Code)のコードがあったんですが、それを活用する機会をもらえました。面接や面談の時にその話をしていたので、それを覚えていてくれて、実際の業務に活かせるようにしてくれたんです。
そして、作業を進める中で、ただ投げっぱなしにされるのではなく、メンバーのサポートがあって、一緒に前に進めていく実感がありました。確認作業も伴走するように進めていけたので、自分の持っている知識やスキルが、ヘプタゴンの業務にうまくフィットしているという手応えを感じられました。
── ヘプタゴンの文化で特に魅力的だと感じる点は何ですか?
変化を前向きに捉えて、適応していくスピード感があるところですね。
二転三転しやすいというよりは、話し合ってより良いものを選んでいこうという意思決定ができる点です。これにより、納得感を持ちながら物事を進められるんです。
例えば、Backlog を導入した際に「こういう風にした方がいいんじゃないか」といった意見を出したのですが、すぐにその意見が反映されて、変化し始めるんです。これには本当に驚きました。
── 現在の業務で最もやりがいを感じる部分はどこですか?
AWS の構築をイチから行うのは、個人的に好きです。
以前の職場でも、設計から構築まで一貫して担当することが多かったのですが、ヘプタゴンに入ってからも、その経験を活かしつつ、新しい環境で構築作業ができるのは本当に楽しいです。
AWS の構築は、お客様のニーズに合わせてインフラを設計し、それを実際に形にしていく過程が面白いんです。一つ一つのコンポーネントを組み立てて、最終的に全体が機能するシステムになっていく。その過程で、問題解決や最適化の機会がたくさんあって、それがエンジニアとしてのやりがいにつながっています。
特にヘプタゴンでは、チームの協力体制が素晴らしいので、一人で抱え込むのではなく、みんなで力を合わせて進められる点も大きいです。つまり、「AWS の構築が好き」という個人的な興味と「ヘプタゴンの素晴らしい環境」というダブルパンチなので、これからもこの仕事を通じて成長していきたいと考えています。
── 今後、やってみたい仕事や暮らしについて教えてください。
まず仕事については、ヘプタゴンである程度適応できつつある状態になったら、次のステップに進みたいと考えています。具体的には、共通の設定やよくあるパターン、お客様をこういう方向に導くべきだとか、こういう設計が合うんじゃないかというようなことをコード化していきたいんです。それを提案して、イチから作り上げて、運用で回してもらう。そういったことができるようになれば、すごく楽しいだろうなと思っています。
また、Docker などのコンテナ技術にも注目しています。これらの技術を導入することで、お客様により良いサービスを提供でき、運用負荷も下げられると考えています。小さなリリースを頻繁に行えるようになれば、開発者の方もエンドユーザーの方も、より便利なサービスを利用できるようになるはずです。この辺りの知識もさらに深めていきたいですね。
プライベートでは、将来的に田舎に引っ越したいと考えています。雄大な景色を見ながら暮らしたいです。園芸が趣味なので、緑がある環境で過ごせたらいいなと思っています。特に、マダガスカル原産の塊根植物、例えばパキポディウムなどの植物を育てるのが好きなので、そういった植物をゆっくり育てられる環境があればいいですね。
ただ、虫が苦手なので、ある程度、距離を取りながら自然と共存できるような環境が理想です。最近の園芸グッズは進化していて、虫をあまり気にせずに植物を育てられるようになってきているので、そういった工夫も取り入れながら、理想の暮らしを実現できたらいいなと思っています。
── 最後に、ヘプタゴンへの入社を検討している方にメッセージをお願いします。
SIer などの業態でよくあることだと思うのですが、案件ごとに担当が割り振られていて、同じ会社の人でも顔見知り程度の関係しかないという環境がありますよね。そういう状況だと、横のつながりがなくて、一人ぼっちな気分になりがちです。そして、一人で抱え込むと、全ての責任を自分で取らなければいけなくなってしまい、精神的にかなり重荷となります。
そうなると、技術そのものが自分にとって幸せなものではなくなってしまうんです。エンジニアとしての喜びや成長が感じられなくなってしまう。そんな環境で働くのは本当に辛いことだと思います。
でも、安心してください。ヘプタゴンの魅力は、まさにそこにあるんです。ここには、みんなで一緒に前に進めるメンバーがいます。チームワークを重視し、お互いに助け合い、支え合える環境があります。
私自身、入社してまだ 1ヶ月程度ですが、本当にこの環境に満足しています。チームで協力しながら成長していきたいと考えているなら、ぜひヘプタゴンを検討してみてください。カジュアル面談でいろいろ聞いてみると、きっと会社の雰囲気や文化がよくわかると思います。
これからのヘプタゴンを一緒に作りませんか?
ヘプタゴンでは、東北を中心に、地域からグローバルに通ずる課題解決を共にするメンバーを募集中です。これを読んでヘプタゴンの採用に興味を持った方は、是非採用ページやコミュニティイベント、SNS 等でお声がけください。
カジュアル面談からの選考も受け付けておりますので、連絡・応募お待ちしております。
Information
株式会社ヘプタゴンについて
「世界中の顔を知らない100万人よりも、自分たちの身近な100人をクラウドで幸せにする」を経営理念に掲げ、主に東北地方のお客様に対してクラウド化やデジタルトランスフォーメーション (DX) 支援を行っています。
地方の課題は地方の企業が解決する「ビジネスの地産地消」というビジネスモデルによって、これまで300以上のプロジェクトで実績をあげており、2020年には東北の企業で初となるAWSパートナーネットワーク(APN)アドバンストティアサービスパートナーに認定されました。
近年は AI/IoT 技術を用いた地方自治体や地場産業のDX支援にも力を入れており、先端技術を取り入れ成長する意欲的な企業とヘプタゴンが協力して、生産性の向上や業務の改善、新しい働き方の導入支援などを進めています。
テクノロジーによる事業の成長を考えられているお客様は、業種問わず是非ヘプタゴンまでお気軽にご相談ください。
会社名:株式会社へプタゴン
所在地:青森県三沢市大字三沢字堀口164-336
設立:2012年7月20日
代表取締役:立花 拓也
事業内容
・フルマネージドサービス事業
・デベロップメントサービス事業
・コンシェルジュサービス事業
認定 : APN アドバンストティアサービスパートナー
コーポレートサイト : https://heptagon.co.jp/