社員一人一人の自主性を尊重し、成長を後押ししてくれる – クラウドエンジニア 濵野 友揮

株式会社ヘプタゴンで働く社員に焦点を当てる社員インタビュー企画。

第9回となる今回は、2024年7月に入社したインフラエンジニアの濵野 友揮 (はまの ともき) を紹介します。

濵野さんは製造業から IT 業界へ、業界を超えたキャリアチェンジをされました。

仕事のスタイルだけでなく、企業文化も全く異なる業界に興味を持って転職に至った経緯や、前職と働き方が全く異なる当社で不安はなかったのか。

そして、濵野さんが目指したい将来像などにも迫りましたので、最後まで是非お読みください。

※ 内容は2024年7月に行ったインタビュー時点のものです。

プロフィール

濵野 友揮 (はまの ともき)

  • 愛知県出身。2024年に株式会社ヘプタゴンへ入社。
  • 現在はクラウドエンジニアとして、主にフルマネージドサービスへ従事。
  • AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトを保有。
  • 好きな言葉は「やさしさ」
  • 趣味は音楽鑑賞。最近、お気に入りアーティストのライブが当たってテンション爆上がり中。

── 入社してから1ヶ月ですが、一言で表現すると?

楽しい & 難しい、ですね。

仕事の内容がちょっとずつ増えてきて、新しいことに挑戦させてもらえるのが本当に楽しいんです。チームの皆さんも優しく、サポートしてくれるので、その環境がすごくありがたいです。

いっぽう業界未経験なので、専門用語や技術的な内容の理解に苦労することも多いです。例えば、サーバー構築を任されたとき、難しさを痛感しましたが、その難しさも含めて学びの機会だと捉えています。

難しいこともありますが、それも含めて楽しんでいます。この状況を成長の糧にしていきたいです。

── ヘプタゴンに応募された経緯を教えてください。

私は愛知県出身で、地元の自動車部品工場で働いていましたが、コロナ禍に起こった半導体不足の影響で生産量が大きく落ち込んだ時期に「このまま社会に放り出されたら、自分は何もできない」と、強い危機感を持ったんです。

そこで、エクセルなどのパソコンを使った作業が好きだったのもあり、IT 関連の仕事を調べ始めました。オンラインスクールで勉強を始めたのもこの時期です。ただ、最初はホームページ制作に興味があって、IT インフラ分野はノータッチでした。

ただ、転職を考え始めたタイミングで、ウェブコンサルをしている知り合いから「デザイナーよりもインフラの方が需要があって、今後も伸びる分野だよ」ってアドバイスをもらったんですね。それで、IT インフラの分野に興味を持ち Amazon Web Services (AWS) について調べてみたら、世界のクラウドインフラ市場シェアの3割を占めていて、日本企業でも導入が進んでいるのがわかりました。

そこで IT インフラ分野に方向転換し、求人を Wantedly で探していたら、ヘプタゴンの求人を見つけて応募しました。カジュアル面談で立花さんと話したとき、会社の雰囲気がよさそうだと感じただけでなく、フルリモートかつ自分のペースで仕事ができる環境も魅力的でした。

── フルリモートワークになりますが、不安はありませんでしたか?

ゼロと言ったら嘘になりますが、それほど不安はありませんでした。というのも、オンラインでプログラミングスクールを受講していたので、オンラインでのコミュニケーションには少し慣れていたんです。

プログラミングスクールでは Discord を使って、メンターに質問したり、他の受講生とやりとりしたり。そのおかげで、リモートでも十分にコミュニケーションが取れることを体験していたんです。

ただ、実際に仕事を始めてみると、フルリモートならではの難しさも感じてます。例えば、相手の忙しさがわかりづらいというか… 声をかけていいのかどうか、気を遣いすぎてしまうこともありますね。会社側もそういった課題を理解していて、しっかりとフォローしてくれています。佐藤さん木幡さんが時間を取って相談に乗ってくれたり、声をかけてくれたり。

── 今は OJT が中心ですが、実際のエンジニア業務に触れてみた感想を聞かせてください。

正直なところ、予想以上に奥が深いなと感じています。

最初は画面に映る見慣れないコマンドや専門用語の多さに圧倒されました。でも、実際に手を動かしてみると、思っていたより単純な作業もあるんだなと気づきました。

ただ、そういった作業の意味や背景を理解するのはまた別の話で、そこが本当の難しさだと感じています。単に手順を追うだけでなく、なぜその作業が必要なのか、どういう仕組みで動いているのかを理解することが重要だと、日々実感しています。

── 入社前に想像していた業務と実際の業務で、どのような違いがありましたか?

思っていたよりも業務の幅が広いことに驚きました。

例えば、私も知っている大きな企業の証明書更新作業があったり、100万人規模の YouTuber の抽選キャンペーンに使用するインスタンスのグレードアップを担当したり。

入社前はもう少し限定的な業務を想像していましたが、様々な業務に携わる機会があります。

── チームの雰囲気はどうですか?

一言で言うと「皆さん、すごい優しいな」って感じです。

私はインフラチームに所属しているんですが、リーダーの佐藤さんや木幡さんが本当に優しくしてくださいます。立花さんも同様に親身になってサポートしてくれます。

週2回あるバーチャル出社の際には、開発チームの方とも顔を合わせる機会があります。また、希望があれば青森と岩手と宮城にある拠点への出社も可能で、青森・三沢の本社へ出社した際は開発チームの石澤さんにお会いできました。普段がリモートワークのため直接会う機会は限られていますが、そういった時でもみなさん温かく接してくれます。

青森・三沢にある本社での一幕。同じインフラエンジニアの三浦さん (画像右) と筋力勝負!?

── 入社してから最も印象に残っている出来事や経験は何ですか?

入社してから印象に残っていることは、青森・三沢の本社へ行ったこととサーバー構築の仕事を任せてもらったことです。特に、サーバー構築時のエピソードは失敗談になってしまうのですが、とても大切な学びがあったので強く印象に残っています。

要件や仕様がちゃんと明確になっておらず、仕様書を記入している時に「あれ? これってなんだ?」と思うものが結構あったんです。木幡さんにチェックしてもらったとき「全然できてないよ」と指摘され、事なきを得たんですが、木幡さんが拾い上げてくれなかったら大きな問題になっていたかもしれません。

自分では出来ていると思っていたんですが、具体的な指示をしっかり確認しなかったことに対する至らなさを感じました。次から曖昧なところはちゃんと明確にしてやっていきたいという学びを得たので、サーバー構築の仕事はとても印象に残ってます。

── ヘプタゴンの文化で特に魅力的だと感じる点は何ですか?

特に魅力的だと感じるのは、自己裁量の高さですね。前職は本当にルールがバチっと決まっている厳しい職場だったんですが、ヘプタゴンはそれと比べて、とても自由だと感じます。これは私にとってすごく新鮮で、魅力的な部分です。

期日内に自身が行うべきことを終わらせる姿勢こそ求められますが、急を要するタスクがなければ早めに退勤したり、あるいはもっとやりたいので少し長く作業したり… そういった時間の使い方を全部自己の裁量で行えます。任された仕事の管理がちゃんとできれば、自分のペースで仕事を進められるんです。プライベートとの両立もしやすいですし、自己管理能力も鍛えられる気がします。

他には挑戦の機会を与えてくれる文化とかでしょうか。私のような業界未経験者でも「サーバー構築、ちょっとやってみる?」なんて声をかけてもらえるんです。これは本当にありがたいことです。

ヘプタゴンは社員一人一人の自主性を尊重し、成長を後押ししてくれる。そんな印象を持ちました。

── 現在の業務で最もやりがいを感じる部分はどこですか?

日々の業務で感じる小さな達成感や、新しいことを学べる喜びでしょうか。

正直なところ、2024年7月に入社してからまだ1ヶ月ちょっとなので、やりがいという言葉を使うのはちょっと大げさかもしれません。でも、今まで知らなかったことやできなかったことが、少しずつ解消されるようになっていくのは、今の私にとってモチベーションとなっています。

── 仕事とプライベートはどのように切り替えていますか?

前職では、朝起きて出勤して、退勤して帰宅するというはっきりとした区切りがありました。仕事とプライベートの境目が明確だったんです。でも今は家からリモートワークなので、その境目が少しぼやけてしまう感じがあります。

そこで切り替えのために意識的にプライベートの予定を入れるようにしました。遊ぶ予定を入れると、その時間は完全に仕事から離れられるんです。これは結構効果的でしたね。

それから、週に2回以上、5キロのランニングをしています。走っている時間は走ることだけに集中できて、良いリフレッシュになっています。

仕事の量については、今のところバランスが取れていると感じています。与えてもらっている仕事の量は、今の私の能力に丁度良いくらいです。過度にお願いされることもないですし、かといって全然ないわけでもない。ありがたいことに、今の私にはちょうどいい量だと思っています。

青森・三沢の名物「バラ焼き」を食べる濵野さん。プライベートも全力です。

── 今後どのようなスキルを身につけたいですか?

まずはインフラ周りのスキルをしっかり身につけることです。具体的には、AWS 関連の知識や技術を深めていきたいと思っています。ただ、入社してみて気づいたのは、AWS 以上に、その内部で動いている Linux などの基本的な部分の理解がすごく重要だということです。なので、コマンドやシステムの仕組みについてもしっかり学んでいきたいですね。

それから、ログの読み方や解析のスキルも身につけたいです。実際の業務で触れてみて、ログの重要性を実感しました。障害対応などでも、ログを正確に読み解く能力は欠かせないと感じています。

ある程度インフラ周りの仕事がこなせるようになった後は、ソリューションアーキテクトのような、お客様に対して技術的な提案を行い、案件をリードできる役割を目指したいと考えています。

また、これは技術的なスキルとは少し異なりますが、以前、商業科で簿記を学んだ経験もあるので、その知識を活かしながら、IT 業界特有の経理や財務の仕組みについても理解を深めていきたいです。

── 会社や先輩エンジニアに期待することは何ですか?

正直なところ「これ以上何を求める?」という気持ちが強いです。

今の環境にはとても感謝していますし、先輩方にはすでに十分以上のサポートをしていただいていると感じています。

── 最後に、ヘプタゴンへの入社を検討している方にメッセージをお願いします。

ヘプタゴンの魅力を一言で表すなら「挑戦させてもらえる環境」だと思います。

業界未経験で入社して、最初は戸惑うこともありましたが、先輩方が丁寧にサポートしてくださるので、日々新しいことにチャレンジできています。入社して1ヶ月ちょっとですが、毎日新しい発見があって、エンジニアとしての成長を実感します。

自分のペースで仕事をしながら、どんどん新しいことへチャレンジしたいと思っている人にとって、ヘプタゴンは本当におすすめの環境です。時間管理をはじめとする自己管理能力が求められますが、そこさえ乗り越えれば、公私ともに充実した生活が送れると思います。

これからのヘプタゴンを一緒に作りませんか?

ヘプタゴンでは、東北を中心に、地域からグローバルに通ずる課題解決を共にするメンバーを募集中です。これを読んでヘプタゴンの採用に興味を持った方は、是非採用ページやコミュニティイベント、SNS 等でお声がけください。

カジュアル面談からの選考も受け付けておりますので、連絡・応募お待ちしております。

採用情報 – 株式会社ヘプタゴン

Information

株式会社ヘプタゴンについて

「世界中の顔を知らない100万人よりも、自分たちの身近な100人をクラウドで幸せにする」を経営理念に掲げ、主に東北地方のお客様に対してクラウド化やデジタルトランスフォーメーション (DX) 支援を行っています。

地方の課題は地方の企業が解決する「ビジネスの地産地消」というビジネスモデルによって、これまで300以上のプロジェクトで実績をあげており、2020年には東北の企業で初となるAWSパートナーネットワーク(APN)アドバンストティアサービスパートナーに認定されました。

近年は AI/IoT 技術を用いた地方自治体や地場産業のDX支援にも力を入れており、先端技術を取り入れ成長する意欲的な企業とヘプタゴンが協力して、生産性の向上や業務の改善、新しい働き方の導入支援などを進めています。

テクノロジーによる事業の成長を考えられているお客様は、業種問わず是非ヘプタゴンまでお気軽にご相談ください。

会社名:株式会社へプタゴン
所在地:青森県三沢市大字三沢字堀口164-336
設立:2012年7月20日
代表取締役:立花 拓也

事業内容
・フルマネージドサービス事業
・デベロップメントサービス事業
・コンシェルジュサービス事業

認定 : APN アドバンストティアサービスパートナー

コーポレートサイト : https://heptagon.co.jp/